【小2長男】浜学園のオープンテストと公開学力テストを受けてみた

2022年12月29日おうち学習

長男が関西の大手塾浜学園にて11月13日にオープンテスト、12月11日に公開学力テストを受けてきました。

オープンテストは浜学園の塾生でない人が無料で受けることができる基礎を中心としたテスト。
公開学力テストは浜学園の塾生が受ける有料のテスト。塾生以外も受けることができます。

どちらのテストも入塾テストを兼ねているそうで、結果と共に入塾時の該当クラスも教えてもらえます。

同じ塾で内容の異なる模試を受けたのは初めてだったのですが、学びの多い経験となりましたので記録に残したいと思います。良かったらお付き合いください。

オープンテスト(22.11.13)

中学受験を検討する子が腕試し・塾の雰囲気を知るために受けるテスト、といったイメージです。通塾生は受けません。

もちろん塾側もその認識のため、子供たちがテストを受けている時間に保護者向けの入塾説明会が開催されています。(実施されていない教室もあるので要確認。)

我が家は子どもの実力を知りたくて受けただけなので今回説明会は行きませんでしたが、お迎え時にまだ終わっていなかったので覗いたところかなりの保護者の方が説明を熱心に聞いておられました。

試験の傾向

難易度としては問題なく満点を狙えるな、という印象でした。息子は全然無理でしたが。

国語

基本的な漢字(雨・青白い・空・入るの書き取り)から始まり、一文に形容詞を選んで当てはめる問題、接続語を選ぶ問題が1P目に並びます。

2P目から読解問題が2つ。説明文は10行未満で物語文も20行未満と非常に少ないボリュームでした。小学校のテストとそんなに変わらないな、というのが正直な感想です。

算数

かけ算問題(2×3、7×7等)、足し算引き算の虫食い問題、ある規則に従って計算をする約束記号問題で1P。

文章題が4問、最後にご石を使ったきまりの問題が4問あり終了。合計2枚のテストです。長男は15分で終わったとのことでした。ミス連発だったので余った時間を見直しに使って欲しかったなーと思いましたが。

国算ともに基礎がしっかりと身についていればどれも解ける問題ばかり、9割は狙いたいところです。

長男の結果

長男に思ったことは、おうち学習してる割にこの点数?という感じ。最初の計算問題すら間違えている有り様。

ただ、ちょっと言い訳をするとこの日は午前中に小学校の日曜参観があり、学校帰りに同じクラスの友人と試験会場へ向かい、その道中で一緒にランチを食べ、わいわいしたまま会場に消えていったという前振りがありました。

もうね、一ミリも試験受ける子の佇まいじゃない。

帰宅後問題を見直して間違ったところをスラスラ問いていたので、会場では全く集中してなかったんだろうな・・という感じでした。次の模試からは友人とは現地集合にしよう・・と心に誓ったのです。

とはいえ一緒に受けたお友達はとっても優秀な成績を納めた雰囲気だったので、場面で気持ちを切り替えられる子は強いと思わされました。

公開学力テスト(22.12.11)

オープンテストの苦い記憶から約1ヵ月、今度は公開学力テストを受けました。こちらは基本的に通塾生が受ける模試なのですが、通塾なしの子でも有料にて受験可能。

学年によって値段は変わりますが、小2は2200円でした。なお、今回は公開テストのオータムフェアが開催されており無料で受験できました。(低学年のみ、10月・11月・12月の中から1回公開テストを無料で受けることができるというもの。)

試験の傾向

率直に、思考力と経験が試されてる問題だと感じました。毎月受ける塾生は大変だなあとしみじみです。

国語

漢字の書き取り問題がオマケのように感じるほど、その後の読解問題の文章量で圧倒されました。四谷大塚の全統小もこれくらいの量だったように思いますが、なんせ浜学園は文字が小さいんですよ。

問題は漢字4問と説明文の読解のみ。これまで受けた他の模試には必ず主語述語等を問う、いわゆる点数稼ぎの問題がありましたが、一切なくて公開テストの本気度を感じました。

とはいえ問題自体は難しくなく、日頃から読解問題に慣れていれば十分満点を狙えるテストでした。

算数

B4サイズのプリントが2枚。1P目は、暗算は難しいかな…というレベルも含めた計算問題が10問。簡単な文章題が2問に四角形の周りの長さを求める問題でした。

2P目からは私が小2の時だったら間違いなく解けなかったであろう壁際に積まれたサイコロの見え方の問題と、じゃんけんによる確立問題です。全体的に問題慣れしてないとしんどいかな。

長男の結果

国語が1問間違いであることはツイッターにて書いていたのでそのまま載せます。全体的に頑張ったなとは思うのですが、相変わらず計算ミスはしていました。いつになったら見直しできるようになるんだろう・・

今回収穫だったのが、模試で初めて「考えても分からなかった問題」に出会ったこと。算数最後の確率問題なのですが、全く歯が立たず悔しかったそうです。この気持ち大事にして欲しいなと思います。

オープンテストと公開学力テストの違い

せっかく2つの試験を受けたので相違点をまとめてみます。

子ども達の顔つき

一番感じた大きな違いはこれ。オープンの方は塾の目の前(もしくは中)まで見送りしている方がほとんどで、「がんばってね~!おトイレ行ってね~!」という割とのほほんとした雰囲気だったんですね。

対して公開学力テストの日は、会場近くにずらっと並んだ送迎の車。中ではギリギリまで参考書と睨めっこしている子供たち。そしてほとんどの子が1人で浜学園の入り口をくぐります。テストの結果でクラスが左右される環境ゆえの、いい意味での緊張感でした。

問題の難易度

これは言わずもがなですが、オープンテストと公開テストでは問題の"質"が違うと感じました。
オープンテストは学校に通っているだけでおうち学習を全くしていない子でも勘の鋭い子なら答えまでたどり着けるレベル。対して公開学力テストはある程度の先取り学習はしている前提でしたね。

まとめ

2つの模試レポをまとめたのでボリュームある記事になってしまった・・現在もしくは将来的に塾通いを検討している方の塾の雰囲気掴みの参考になれば幸いです。

これから徐々に難易度があがることを考えると、確実に浜学園に入りたい!との希望がある場合はやはり低学年のうちに入塾テストを受けておくと確実だと思いました。

今後も我が家は実力試しの場として浜学園のテストを受けるつもりです。その際はまた傾向等まとめていきますのでよかったら覗いてみてくださいね。では!

体験談,模試,長男

Posted by のび子