四谷大塚に染まりつつある話

教材・本


もうすぐ年の瀬ですね。おうち学習で先取りをしている我が家は、この時期になると来年度の参考書の見直しと購入を始めます。

これまで約3年間、通信教育Z会小学生コース(1年先取り)をメインに取り組んでいたのでそこまで悩むことがなかったのですが、長男が3年に進級するタイミングで教材を四谷大塚の予習シリーズに変更することにしました。

そして新たに進級直前の春休みから東進オンライン学校の取り入れも検討しています。ちなみにこちらも四谷大塚が授業動画を提供しており、もし契約するとなると四谷大塚に完全に染まる我が家です。(ほぼ確実に契約予定)

なぜこのタイミングでこのような変更に踏み切ったのかを今回は綴りたいと思います。

Z会を辞める理由

長男が年長の時からお世話になっているZ会。このブログでも何度も登場している我が家のメインツールでした。添削先生とのやりとりや問題の質、どこを取っても本当にいい教材なんですよ。

ではなぜ今回解約することにしたのか。それは長男が算数が得意なため、Z会の問題ではたとえ1年分先取りしていても物足りないと感じ出したから。あと、問題量が圧倒的に少ない。

逆に国語は作文力や長文を時間内に読み取る力がZ会のおかげでかなり身についたものの、いつまでたっても物語文の心情問題が解けない。いくら付属の解説を読んでも理解している様子がない。でも私の指導力にも限界がある・・

これらを総合した結果、一旦Z会から離れて別の教材でアプローチした方が長男にとっていいのでは?という結論に達しました。

予習シリーズとはなまるリトルを購入

さて、本題にもある通り我が家はZ会の次に四谷大塚の予習シリーズを使用することにしました。

予習シリーズとは四谷大塚の講師陣によって開発されたオリジナル教材で4年生から6年生まであります。通塾生も実際に使用しているもので、公式HPまたは塾を通してのみ購入できます。

これは急に思い立ったわけではなく、前々から使用してみたいと思っていた参考書のひとつでした。でも低学年のうちはハイレベやトップクラス等の良質な市販問題集がたくさんあったので手を出すには至らず。

ちなみに1~3年生までは予習シリーズではなく、ははなまるリトルという参考書で販売されています。こちらはAmazon等で購入可能。



で、今回Z会を退会しようと決意したことで憧れの参考書に手を出す時間的な余裕ができたため、迷わず購入!とはいえ検索魔ののび子、公式でめちゃくちゃ試し読みをしたり、レビューを探しまくったりとリサーチもばっちりです。

私が長男に購入したのはこちら。

・予習シリーズ4年算数 上下巻
・夏期講習算数4年
・はなまるリトル国語3年
・ジュニア予習シリーズ 演習問題集国語 上下巻

すべて合わせて9,350円。送料を入れると10,436円でした。

1点注意していただきたいのが、この予習シリーズを上下巻購入しただけでは1年分のカリキュラムを完成させることはできません。必ず夏期講習問題集も合わせて購入するようにしましょう。

気になる中身は?

まだ実際に取り組んでおらずパラパラと見ただけですが少し内容もお伝えします。

予習シリーズ算数 4年

購入前は塾の参考書だけあって進度が早くないか心配だったのですが、むしろ余裕のある構成。
1つの単元が10Pにまとめられており、それを1週間かけてやりましょう!というものです。

イラストを使った説明が多く字も大きいので、4年生の範囲であれば週末に1日で1単元終わらせられそうだと感じました。おそらくのんびり取り組んでも1年はかからないかなーという印象です。

はなまるリトル国語 3年

紙質がしっかりしてるため一見ボリューム感に圧倒されますが、実際は1学期中に終われそうなくらいの難易度と量です。

説明文・物語文・詩と様々なジャンルの読解問題に触れつつ、基本の漢字やこそあど言葉や主語述語などを履修することができる、非常にバランスがいい問題集だと感じました。

ジュニア予習シリーズ国語 3年

演習問題集という名だけあって、問題と解答用紙が別になっています。これは模試の練習になっていいですよね。

また、上下巻ともに170P近くあるのですが、そのうち問題は80P(4P×20回分)ほど。残りのページは別紙解答用紙や解説、ことわざ等の資料ですので、無理なく取り組めるかと思います。

東進オンライン小学部を併用する

基盤となる参考書を四谷大塚にしたのにはもう一つ理由があります。それは東進ハイスクールと四谷大塚がタッグを組みオンライン授業を提供する、東進オンライン小学部の存在。

Z会を使用していた時はサポート教材としてZ会が発刊するグレードアップ問題集を使用していました。やはり同じ会社の問題集は進度や指導法の連携が取れており、無駄がないんです。

ということで予習シリーズを使用するならこの東進オンラインも使わない手はないという結論に至りました。この講座でできることはこちら。

・基礎オンライン講座(4教科 各30分程の授業動画)
・算数に限り2学年全範囲学習可能
・演習充実講座(つまりハイレベル問題講座)
・毎日トレーニング問題(これまでの学習範囲内の問題が毎日配信される)

しかも何がすごいってその価格帯!年間払いにすると1月あたり3,278円!

我が家のような低所得層でも充実した学びを得られる、もはや社会貢献とすら思ってしまうくらいありがたいコンテンツです。ちなみにZ会4年は4教科で1月あたり5,480円なので、我が家にとってかなりコストダウンできることになります。

国語の読解を自分で教えることに限界を感じていたので、四谷大塚の授業に期待しかありません。まずは冬休み突入と同時に14日間の体験をする予定。どんな雰囲気かまたこちらで報告しますね。



まとめ

今回で一旦Z会は退会しますが、私の中ではある計画があります。それは小6まで四谷大塚にお世話になり、その後は再びZ会に復帰し、タブレット教材で数学の先取りをしていって欲しいというもの。

というのも、東進オンラインの数学先取りは1学年分なのですが、Z会中高一貫コースのタブレット教材は3年分の範囲全公開(オープンカリキュラム)されているんです。

小学生までの間は1学年分の先取りで十分ですが、中学以降は自分のペースでどんどんやっていけばいいと思っているので、中学以降はZ会の方が我が家のニーズに合っているんですよね。

もしかすると数年後には東進オンラインも改良されてオープンカリキュラム化されているかもしれませんね。その時はまた状況をみて考えていきたいと思います。

なんにせよ新しいおうち学習が始まることに今は楽しみしかありません!随時レポしていけたらと思いますのでお楽しみに!