【小2長男】算数の先取りかたを見直す【教材あり】

2022年11月17日教材・本

我が家の小2長男は幼稚園の年少からコツコツと家庭学習を開始し、その結果算数は1学年先まで先取りをしています。始めから先取りをするつもりだったわけではなく、年少から1日15分間取り組んだら年長の時に1年生の範囲が終わっていたという感覚です。

そのことから通信教材Z会も1学年飛び級して3年生コースを契約しています。

今回は現状の算数先取りを見直す出来事がありましたので、そのきっかけと変更点をご紹介します。

我が家の算数先取り

まずは我が家の算数先取り方法をご紹介します。
ベースはZ会小学生コースを1年かけて取り組み、並行して該当学年の参考書を可能な限り解きます。

イメージ図にするとこんな感じ。並行する参考書は徐々に難易度を上げていきます(そのため取り組み期間の幅が後半にかけて広がっています)。結果として1年間で最低4周は該当学年の問題に触れることになるわけです。

個人的にはどんどん先取りを目指してはおらず、取りこぼしのない学習を目標としているので基本1年以上先に進むことはないようにしています。

ちなみに4月の最初に手に取る参考書としておすすめなのがこちら。

解説が完結でわかりやすいので、長男はほとんど1人で進めています。また、文字も大きく見やすいので大人も丸付けもしやすいです。清風堂書店さんの公式サイトで少しサンプルが見れます。

進度見直しのきっかけ

で、ここからが今回の本題。現在ハイレベ算数3年に挑戦中の長男。3年生の参考書はZ会も合わせると4冊目になります。

10月のある日の朝学習のこと。もうすぐ登校時間なのに同じ問題でずっと止まってる。覗き込んだら割り算のひっ算でした。あれ、やりかたわからない?春夏にやった習熟プリント3年で出てこなかったかな?

わからない単元がある時はYouTube「ある男が授業をしてみた」(葉一)を見せて理解することが多いので、今回も見せようと3年算数で検索してみると。ない。

ようやく見つけたところ「4年生」のカテゴリにある。

実はハイレベ算数3年に掲載されていたため3年生の範囲だと思っていたらさらに1学年先だったという。そりゃわからないよね。その他にも、ハイレベには掲載されていた少数や角度も実は4年生の範囲だと知ったのです。

補足すると長男はドラえもん学習漫画が大好きなので、中途半端に先の学年の単元に詳しかったりするので私もうまく気づくことができませんでした。



とりあえず開いたYouTubeを視聴して割り算のひっ算は理解していたのでそれはそれで良かったです。長男は葉一さんの解説はすごく相性がいいみたい。

ただ、このまま先に進めるよりも一度立ち止まり本来3年生の範囲の「大きな数」や、「ひっ算ではない簡単な割り算」を徹底したいと考えたため、算数の先取りを見直すことにしました。

ハイレベの次に使用する予定だった参考書

Z会小学3年生コースと並行して習熟プリント算数3年習熟プリント算数3年上級ハイレベ算数3年ときて、その次はトップクラス問題集算数3年に取り掛かるべく、すでに購入済でした。

本屋さんで長い時間をかけて吟味した、市販で購入可能な最難関の問題集。この1冊を乗り越えた時、確実に大きな自信を手に入れ1歩前に進んでいるはず。早く取り組みたい・・!

でもこちらの問題集も改めて確認してみると割り算のひっ算はもちろん、面積の求めかたまで、4年生の範囲に多く踏み込んでいます。うーーん。やはりまずはもっと基礎を極めたい。

ニガテ克服シリーズで補完する

今後どのように進めるべきか色々と考えた結果、やっぱりまずは四則計算でしょ!となり、陰山メソッドの徹底反復ニガテ克服シリーズをハイレベの次に使用することにしました。

この問題集が本当に手頃(定価660円)な上に文字の大きさも丁度よく使いやすかったため、長男が年長の頃に「足し算引き算」を完璧だと思えるまで合計3冊繰り返しました。

で、今回は「徹底反復かけざんわりざんプリント」を購入。その他にも「少数」「たんい」等が発行されており、まさに痒いところに手が届く参考書なのです。

ちなみに・・家庭学習をしていたら陰山英男先生の書籍には必ずといっていいほど遭遇しますよね。我が家もかなりお世話になっています。

はじめは正答率を上げることを目的として取り組むため時間は測らず、その後慣れてきたら1Pあたり5分を目指していく予定。

まとめ

どこまで先取りをすべきかということは、塾なしで進めている以上は常に頭の片隅にある課題でもあります。個人的なにより大切なことは本人の能力をいかに親が見極めることができるかだと思っています。

何学年も先を行くことは聞こえはとてもいいですが、粗削りではなんの意味もないのです。

子供が学習をサクサク楽しそうにできていない時はどこかで躓いていると考え、立ち止まり振り返る勇気を持ちましょう。とはいえ私もまだまだ道の途中。小さなSOSを見落とさぬよう注意していきたいです。