親子でセブ島留学【滞在先編】

2024年2月16日留学

2023年11月中旬から12月中旬まで1ヵ月セブ島へ親子留学へ行っておりましたのび子です。
今回は留学時の滞在先について。

結論からいうと、我が家は1日だけコンドミニアム、その後全てホテルにお世話になりました。そこに至るまで色々あったのでそのエピソードも含めて綴っていきます。

セブ留学(QQEnglish)で選択可能な滞在先

コンドミニアム

メリット:日常生活に必要な設備はほぼ揃っているので、海外にいても普段通りの生活ができる。自炊したい方におすすめ。
デメリット:留学というハードな日々を過ごす中で掃除・洗濯を自分でしないといけない。また、電気代と水道代を別途支払う必要あり。実はフィリピンは電気代が高額なんです。

ホテル

メリット:完全に家事から解放され、ストレスフリーな日々を送れる。諸経費全て込み。
デメリット:コンドミニアムより割高。

学生寮(QQEnglish版)

QQEには校舎内にカプセルホテルタイプの学生寮があるのですが、こちら15歳以上の利用が条件となっており、我が家は対象外でしたので利用していません。なので比較は出来ないのですが、参考に概要だけ載せておきます。

23年12月現在、QQEでは寮宿泊費+食事3食+ 1日6レッスン(平日のみ)がセットになって1ヵ月999ドルという破格の価格設定プランがありますので、対象の方は検討をおすすめします。

メリット:とにかく安い!
デメリット:これは利用されている方に聞いた話になりますが、プライベートスペースが非常に狭く(ベッドのみ)窮屈だそうです。

その他

コロナ禍以前であればシェアハウスも利用出来たようですが、現在は上記の選択肢のみなので割愛しました。いつか再開してほしいですね~。

コンドミニアム 体験談

のび子ファミリーは元々Avida towers というタワーマンションのコンドミニアムを契約していました。QQEの校舎から徒歩5分ほど、部屋の広さは36㎡、そしてITパーク内に位置するこちらのマンションは普段から多くの親子留学・社会人生徒さんが契約しています。

私はBooking.comで27泊約42000ペソ(約113,400円)で契約したのですが、部屋のレビューも高く正直なんの心配もしていませんでした。なんならオーブン付きキッチンなんてラッキーすぎるー!手作りパンとか作っちゃおうかな?★なんて謎のお花畑モードでした。

そして迎えた到着日。9時間近い移動を経て19時ころコンドミニアムに到着。扉を開けた瞬間。

サーーーーーッ!!!!

ん??なんか今散った??

見間違いかな???てかなんかカビ臭いなこの部屋・・と10秒ほどフリーズ。
悲しいかな、子供って"そういう"センサーめっちゃあるんですよね!!しかもうちの子ね、ありがたいことに目がいいんですよ。

「ママ。今虫がいっぱいソファーとマットの下に隠れた」

あ、やっぱ虫でした??

「あ。ママ。これ全部Gや。」

終わった。まだ始まってもないけど終わった。
そして私はcockroachという単語を覚えた。レベルが5下がった。

とりあえずマンション1階のセブンイレブンへ能面のような出で立ちで殺虫剤を買いに行く。まさかフィリピンで最初に購入するのがG用の殺虫剤とは・・。部屋に戻ると次男が壁をずっと見ている。

え、今度は心霊的な??やめて!!

「ママ!この壁にGの赤ちゃんの行列できてる!!!」

無ーーーーー理ぃーーーー

ふらふらとトイレに行くと、なんと💩がいる!!!たぶん前の住人の。ヤダー!

そしてソファに座る気にもならず風呂も諦めベッドに腰かけると、前の住人の髪の毛!!!!掃除してねえなこりゃ!!!なんかもう全部が気持ち悪い!!!キャリーケースを置きたくない開けたくない!!!!

この時点で滞在2時間。すでに部屋のキャンセルを決意。オーナーにこれまでの経緯を細かく説明。たぶん人生で一番速く英語の文章を打ったと思う。オーナーはマニラにいて提携業者に全てを任せていたらしく、現状を聞いて驚き、すぐに返金対応してくれました。

本当にごめんねと謝罪してくれた上、今日はもう遅いから無料で1晩だけ滞在して翌朝移動してください、とまで言ってくれたのでお言葉に甘えて留まることに。まあ朝まで鬼の形相でG駆逐してたんですけどね。子供は移動の疲れから爆睡してたので良かったです。

そしてGと戦いつつも近隣のホテルを予約。アーリーチェックインが可能か確認したところ、9時から大丈夫ですよとのことで翌朝すぐに移動しました。

こうして私のコンドミニアム生活は約12時間で終わりを迎えたわけです。

※後々知ったのですが、Booking.comは基本一度予約した物件は支払いが発生した時点でキャンセル不可となり、オーナーが納得したうえで返金手続きをする必要があります。キャンセルに応じてくれずトラブルになることもあるそう。我が家の場合はかなりラッキーだったのかもしれません。

一応補足しておきますがAvidaTowerのコンドミニアムに住まれている方はたくさんいて、小さなトラブルは皆さんあるものの引っ越しまでしたケースは聞いたことがないのでかなりレアなケースだと思ってくださいね。

ホテル 体験談

さて、今回突然子連れでの予約を受け入れてくれたホテル(たまたま空きがあっただけですが)は「アルバウノホテル」です。26泊39000ペソ(約105300円)で宿泊しました。ITパーク近辺では格安です。

QQEの生徒さんも多く利用されていて、公式HPにも近隣のホテルとして記載されています。実は元々留学を決めた時点でこのホテルを予約していました。でも部屋の広さ16㎡、冷蔵庫なし、ITパークから少し出てしまう点がどうしても引っかかってキャンセルしたんです。

実際ホテルに到着してみると口コミでも把握していた通り、古いと感じました。でもいつも清潔感があって古さはそこまで気になりませんでした。部屋の広さも10畳分くらいあり、ベッドも大きく3人で過ごしてもそこまでストレスはありませんでした。

小さなホテルということあって従業員の方が宿泊客を把握してくれていて。我が家の場合子連れだったので目立っただけかもしれませんが、いつも笑顔で挨拶してくれて居心地良かったです。

こちらのホテルにはランドリーサービスはなかったのですが、歩いて1分ほどの所にランドリーショップがあったのでそちらを利用していました。(7キロまで230ペソ)

また、食事もなかったので外食とテイクアウトで済ませていました。Gのトラウマがあったので、持ち込んだ食べ物は必ずポリ袋に入れてからゴミ箱に捨て、食べこぼしもウエットティッシュで全てふき取っていたためGと出会うことはありませんでした。

ただ、洗面所にだけアリが日常的に出没。排水溝から這い上がって来ていた模様。正直この国でアリはどうしようもないなあと思います。欠陥だらけの建物でアリの侵入を防ぐのは至難の業。また、フィリピンのアリってすごく小さくて恐怖感もなくティッシュで掴んでポイでした。ベッドルームで遭遇しなかったのが救い。

ある時いつもよりアリの量が多いなーと感じたので、ルームキーパーの方に駆除依頼したら数日間は全く見ることなく過ごせました。(3日くらいでまた出てきたけど)別に殺虫剤を巻いた匂いもしなかったし、一体なにしたんだろう??と未だに疑問。

トータル的に好感度が高かったアルバウノホテル、もしまたセブに留学するなら喜んで泊まりたい!のですが、唯一のデメリットが支払いは現金のみという点。26泊もすると10万超えてくるわけで、その現金をATMでおろして支払いを終えるまでは気が気じゃなかったです。

まとめ

セブ滞在初日からトラブルに見舞われましたが、結果的に周りの方々にたくさん助けられました。仲のいいQQEの先生に「コンドミニアムに到着したけど害虫だらけでおかしくなりそう!」と連絡したら、仕事後にに掃除しに行こうか!?と言ってくれたり。仲良くなったホテルのハウスキーパーの人も親身に話を聞いてくれたり。

なにより嬉しかったのがTwitter(X)の英語アカウントの皆さんがコメントで励ましてくださったこと。どんなに心強かったことか。感謝しかありません。

違う角度から見れば自分がいかに人間関係で恵まれているかを再認識した出来事でした。
ということで滞在編これにておしまい!お読みいただきありがとうございました!