【弊害?】先取り学習のデメリットについて思うこと【かわいそう?】

私は自分の子供が先取り学習をしていることをほとんどリアルな友人には言いません。
先取りすることが全ての子供に対して正しい学習法だとは考えていないからです。
あとは自分の子供の能力を見て取り組んでいるだけなのに「中学受験するの?」という会話に発展するのがめんどくさいから。
加えて、いざママ友と話してみると「先取り学習は絶対にしない派・否定派」が意外にも多いんですよね。聞かれて答えたら否定されるという理不尽な経験をしてから、ダンマリを徹底しています。
先取り子育てをしているとどうしても先取り学習の「弊害」や「デメリット」という言葉の壁にぶつかってしまいますが、今回はその言葉たちを真っ向から否定してみようと思います。
※基本言いたい放題です
よく言われる「やらないほうがいい」理由とは?
実際に私が言われたことと、育児書やネットで知った情報をまとめてみると。
・学校での授業を聞かなくなる
・できない子を見下す
・自分は出来る子だと勘違いする
・子供は遊ぶのが仕事、学校以外で勉強なんてかわいそう
他にもやみくもに「意味がない」とか色々とありますが、私が特にカチンときたのはこの4つです。
デメリットに挙げられるのは先取り以前の問題ばかり
ひとつひとつ毒吐いて解説していきますね。
【授業を聞かなくなる】
授業を聞かない子、実際います。
でもよくよく聞くと「塾に行ってできるから授業聞かない」という子もいれば、「ただひたすらに聞かない」という子、どちらのタイプもいます。
しかも低学年からこういう態度の子って、参観で親が見てようがお構いなしに騒いでましたけどね。親も「も~!うちの子ったら!」ってな反応。
これはうちの小学校だけかもしれませんが、授業妨害に関しては割とはっきりと親に注意されます。要するに親のしつけの範疇かなと。
【できない子を見下す】
これも先取り関係ありますか?しつけの問題じゃ・・・
【自分は出来る子だと勘違いする】
アンチ先取りの意見で一番嫌いなのがこれですね。検索したら同意見がゴロゴロ出てきますけど。
出すぎた杭は打たれる的なクソ精神論はそろそろ改めるべきです。
自分はできる子、賢い子だと思ってなにが悪いんだろう。努力した結果すばらしい成績を得て「自分はやればできるんだ!」と思う。
正常な反応です。
むしろ先取りって「努力は報われる!」という喜びを知り、さらなるモチベーションアップに繋げるためにやるものだと思ってました。
自分は賢い!と言って人を見下すという意味ならひとつ前に戻るですね。
【子供は遊ぶのが仕事、学校以外で勉強なんてかわいそう】
リアルに面と向かって言われた意見で一番多かったのがこれです。
学校に行く前のたった30分勉強しただけでなんか人生に悪影響出るかな?
それより他所の子に対して「かわいそう」なんて言葉を平気で使うほうがよっぽど問題だと思う。
先取りで大事にしているポイント
我が家の先取りは「いま何年生の勉強をしてる」とは言わずに進めています。参考書の表紙みたらデカデカと書かれてますが、そこまで気にしていないのがうちの子っぽい。
なので授業で先取りした単元を習うと、サプライズのような感覚で嬉しくなるらしいです。
そして、頻繁に子供に伝えていること。
あなた達には得意なことがたくさんある。
でも知らないこと、できないことのほうが圧倒的に多い。
ピアノの楽譜が読めますか?読める子にバカにされたらどう思う?
一輪車に乗れますか?乗れないことを笑われたらどんな気持ちになりますか?
自分の"得意"について話す時は常に相手の気持ちを考えて話してね。
ちなみに私は「こんなのもわからないの?」という発言を防ぐために、子供の参考書は全てアラビア語で書かれている。わからなくて当然だと思って取り組んでいます。
まとめ
親が子どもを見極め、信念をもって取り組んでいるならば、先取りしようがしまいがそれが正解です。
100人いたら100人分の育児があるんだから、1つの意見が当てはまるわけがない。
家庭内でのことを他人がとやかくいう権利はない、というのが今回一番伝えたかったことです。
それが身内であってもね!!!
思想は自由、わざわざ声に出して押し付けてくんなって話です。
誰になにを言われても、親であるあなたの考えが全て。
立ち止まることなく自信をもって突き進んでいきましょう。