【小2長男】馬渕公開模試の難易度と結果

おうち学習


秋の腕試しということで、四谷大塚の全統小を皮切りに関西大手塾の模試をいくつか受けた我が家。

この取り組みは長男の苦手分野を知るのに大いに役立ちました。また、HSC(敏感な子)である長男が全く知らない場所で短時間1人で乗り切るということも目的としています。(1番の目標は休み時間にトイレに行くこと。)

中学受験をしないので点数・偏差値にこだわりはないのですが、備忘録として出題傾向をまとめていきたいと思います。

ということで今回は2022年11月13日に行われた第5回馬渕公開模試を長男が受験しましたので、その結果を報告します。よかったら最後までお付き合いくださいね。


馬渕公開模試の概要

まずは模試の概要を見ていきましょう。
年に6回(約2ヵ月に回のペース)で行われる馬渕公開模試。塾生に交じって一般性も無料で受験することができます。もちろん無料です。

我が家は今回が始めて受験でしたが、以前よりママ友から「馬渕の模試は成績表が細かくて受ける価値あり」と聞いておりとても関心がありました。

実際に届いた成績表は総合成績表と設問別成績表(教科別)に分かれており、そこには子供が記入した答案用紙も添付されていて非常に見やすかったです。さらに高学年になると志望校判定も追加されます。

ちなみにこの成績表は試験後、約1週間で自宅に郵送されてきました。

長男の当日の様子

馬渕模試の10日ほど前に全国統一小学生テストを受けていたこともあり、長男の緊張感は前回ほどではありませんでした。

全統小では問題用紙に自分の回答をメモしないという事件が発生したため自己採点ができなかったので、今回は「問題用紙に答えを記入してから解答用紙に書いて」と前もってお願いしておきました。

そして試験後、塾の出口で待つ私と次男を見つけて笑顔で駆け寄る長男。
「とにかく僕は今アイスが食べたい」と一言。
できた!できなかった!とかそんな感情は低学年ではまだ湧かないらしいです。

3人でアイスクリームをつつきながら出来栄えを聞くと、「できたと思う。15分くらいで終わったし。」とのこと。残りの15分間で見直しをしたのかな?と聞きたい気持ちを抑えてその日は帰宅しました。

小2の出題傾向

ここからは問題を詳しく見ていきましょう。

算数(30分)

配点は計算問題3点、その他全て5点。

大問1:大きな数の足し算引き算、簡単なかけ算が全部で10問。

大問2:簡単な文章題が4問。その中で我が子が間違えたのはこちら。(ありえない計算ミスでした。)

ひとふくろに3こずつみかんを入れていきます。8袋分のみかんの数は、6袋分のみかんの数よりなんこ多いですか。


大問3:少し難易度の高い文章題2問。設問を読み解く力が必要。長男が間違えたのがこちら。

1列に並んだ27人の子供のうち、前から10番目の子どもから数えて15番目の子どもは、前から何番目の子どもですか。

家に帰って図にしたら一瞬で解けていました。本番でも書いてー!

大問4:基礎問題が2問。
マスの中に書かれた数字のうち、5の段に出てくる数はいくつか。など。

大問5:図形問題が3問。難易度は学年に対して少し高めに感じました。

大問6:条件を読み本当のことを言っている人や嘘つきを探す問題が3問。よく問題文を読めば出来るかと。

感想:総じて学年の基本に忠実という印象。また、常に問題文の理解度が問われていたように感じました。
試験問題をみた夫が「算数ラボやな」と一言。言われてみれば大問4以降は算数ラボっぽい!

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国語(30分)

配点は大問1~3:3点、大問4~6:5点

大問1:漢字の書き取りが4問。
大問2:主語と述語を答える問題が5問。
大問3:こそあど言葉を答える問題が6問。

大問4:物語文の読解。「ゆっくり大きくなればいい(ポプラ社)」より。文章をよく読み、場面を想像できれば問題なく解けるかと思います。長男は5問中1問ミスでした。

大問5:説明文の読解。「ツバメの暮らし(あかね書房)」より。物語文同様、文章の前後関係をよく読み取れていれば解ける問題。
文章中に「ちゃっかり」という言葉が用いられており、使い方として正しいものを選ぶ問題を長男は間違えていました。こういう問題は間違えても仕方ないし、知らない言葉を知れてラッキーです。

感想:模試を受けた中で読解で「物語」と「説明文」が両方出たのは今回が初めてでした。問題のボリュームは一見多そうですが、長男は時間が余ったそうなので普段から文章題を解き慣れているといいのかもしれません。

長男の結果

さて、長々と綴ってきましたがやっとこさ長男の結果です。

なんとですね、今回運よく成績上位50名に入っておりまして。点数と本名が国算ともに掲載されているので、点数を書くと身バレしちゃうんですよね。そのため伏せ部分が多いことをお許しください。

全統小に比べると格段に分母が少ない印象。なのでパッと見は良さげなのですが、やはり前回同様くだらないミスで失点していて個人的には両手を広げて喜べる結果ではありませんでした。(休学を体学と書いたり)

ミスも実力のうちとして今後の対策に繋げていきたいところです。

今回驚いたのが、算数偏差値が60を超えていたため灘選抜特訓の受講資格を得られたという用紙が成績と共に封入されていたこと。

え、まだ低学年なのに・・もうそんなコースが存在するの??と中受開始の低年齢化の煽りを感じたのでした。

まとめ

今回の結果を綴ろうと思ったのは、試験前にどれくらいのボリューム感の模試なのかな・・と検索しても馬渕はあまり出てこなかったからです。

模試の対策をする必要はないと思うのですが、親としてなんとなく気になりますよね。今後馬渕模試を受ける方々の参考になれば幸いです。

いくつか試験を受けた中で、塾の雰囲気だったり、試験の内容や結果の見易さから馬渕の模試はこれからも継続して受験したいなと感じました。その際はまた体験談としてアップできればと思います。

ここまでお付き合いありがとうございました!

塾なし,模試,長男

Posted by のび子