【塾なしでもできる】先取り学習を継続するコツ

2022年11月17日おうち学習

我が家は現在、主に通信教材Z会を1年先取りして家庭学習に取り組んでいます。もちろん塾なしです。苦手なところは母(私)が問題集を購入し補っています。

3歳から家庭学習を初めてもうすぐ丸5年。

今回は親主導による先取り学習の継続のコツをお伝えしたいと思います。

よそはよそ うちはうち

もうね、これ一番大事なマインド!

ネットを漁れば「くもん 5学年分先取り」とか「先取り学習 東大合格」とか山のように出てきてくるじゃないですか。で、一瞬だけ我が子に夢を見て「先取り やり方」なんかで調べると思うんですよ。

もちろん私も幾度となく検索しました!

でも現実は、“そうゆう成功体験"だからこそネットに転がってるわけで、かなりのマイノリティな例だと気づかねばなりません。うちの子先取りしたけど失敗しました~!なんてわざわざ書かないでしょ。

大切なことは子供が無理なく続けられて、自信につながる先取りであること。そして成功体験というものは親が得るものではなく、子供のものであるということ。

もちろん子供が楽しく取り組んでいるのであれば、5学年だろうがどんどん突き進むべきです。ただし人よりも先へ進むのならば、そこに親の自己満が投影されていないか?という自問自答は常にすべきだと思います。

先取り範囲の見極め方法

これは長男が幼稚園に入園した時からしていることなのですが、理解できるかどうかは一切考えず、3学くらい先の学習マンガや図鑑、参考書、知育おもちゃなんかを本棚に置いておくんです。

ざっくり3学年先といわれてもわからないと思うんですけど、同じく私も迷った末にまず「ドラえもんの学習漫画」を、教科に捕らわれず満遍なく揃えることから始めました。(以下、我が家の実例と共にどうぞ。)



ドラえもん学習漫画にハマったことで、うちの子は漫画学習に向いてるんだなーと判断。
徐々に「日本の歴史」「四字熟語」のマンガまで、小学校で学習しそうなものを増やしていきました。


図鑑は「ビジュアル理科辞典」「さわって学べる算数図鑑」「しかけずかん分数・小数」など。



また、知育おもちゃではくもんの「日本地図」「世界地図」のパズルを購入しました。

参考書は「やさしくまるごと小学理科・英語」「中学入試 くらべてわかるできる子図鑑 理科」を置いています。中学受験の参考書は要点がうまくまとまっているものが多いので、受験しなくても手に取ってみる価値ありです。


ちなみに上記に記載した本はメルカリでの売上金や、引っ越しで大型家具を買った際に得た楽天ポイント・Amazonポイントを駆使して購入したので、現金はあまり使ってません。


これらの本を何も言わずに本棚に置いておく、それだけです。

もちろん一度も読まなくてもOK(手つかずでも、学習漫画系はメルカリで売れるので気にしない)。興味があると自然と子供の手が伸びるので、今この子はこの範囲までなら理解できるのかと判断し、先取りの参考にします。

実際に目で見て目標を決めるとヘタに高望みしないのでおススメなのです。

目標は本人に伝えない

私は毎年年度末にざっくり1年間の先取りスケジュールを考えるのですが、その目標を息子たちに伝えたことはありません。

本人に公言してしまうと達成できなかった時に親も子もイライラしちゃっていいことないんですよね。そもそも先取りなんてしてもしなくてもどっちでもいいのに、それが原因で精神的に追い込まれるのは違うなーと感じてます。

もちろんこれは親主導の先取り、そして低学年までの対応です。高学年ではむしろ目標を決めて取り組むべきだと考えます。

とにかく低学年のうちは「できた!」「すごいね!」のやり取りをメインに進めていくのが理想です。綺麗ごと言ってますけど、このやり取りだけで進めることは正直めちゃくちゃ大変です。どうしてもイライラが勝ることが多々です。私も沢山失敗しながらここまできてしまいました。反省。

“毎日"続けるコツ

先取りをしていることをたまに友人なんかに話すと(ほとんど言いませんが)、なんで毎日続けることができるの?と聞かれます。

その答えは一つ。以前も書きましたが、

我が家は塾に通わせるほどの財力がないからです!(泣きたい!)

つまずいてからでは遅いんです(金銭的にもメンタル的にも)。でも早めに手を打てば大きな痛手にはならず、その努力はむしろ自信につながると思っています。続ければ机に座る練習にもなるしね。一石二鳥!

あとお金はなくとも本人の実力を最大限にのばしてあげたい!と言う気持ちが非常に大きい。

だからめんどくさい大量のコピーだってできるし(我が家は七田プリント、Z会を兄弟で使用)、できるまで何度でも同じ計算ドリル買って、うんざりしながらも丸付けができるんです。

まとめ

いかがでしたか?結果として親の割り切りがいかに重要かというお話でした。

正直、親がなにも努力してないのに「うちの子勉強嫌いなんだよね」ってゆう言葉は絶対に言いたくない。

学校の教科書を1ページでも皆より先に読むだけで、それはもう立派な先取りなんです。

長男は学校の授業で「これ知ってる!」「これわかる!」と感じると安心するそうで、それを聞いた時は家庭学習を頑張ってきて良かったなとしみじみ思いました。

個人的には塾なし先取り学習、すごくおすすめです。本人の進度を確認しながら、カスタマイズして取り組む感じが楽しいんですよね。成長も手に取るようにわかります。

結果に直結するわけではないのでヤキモキすることもありますが、種まきはちゃんとできているので気長に見守っていきましょう!

では!