【小2長男】全国統一小学生テストの難易度と結果

この度、2022年11月3日に四谷大塚により開催された全国統一小学生テスト(以下、全統小)を小2の長男が受験しました!
ちなみに我が家は関西在住のため、全統小はそれほどメジャーな模試ではありません(大阪の受験者は786名)。私の中でどちらかといえば中学受験する子が受けるもの、というイメージです。
長男は中学受験はしないものの、過去問の難易度が我が子にはちょうどいいと感じたため受験に至りました。
今回は当日の様子と問題の難易度、さらに結果までをご報告します。
当日の様子

まず今回の模試で気がかりだったのが長男のHSC(繊細な子)の件。
これまでにも星空検定を会場受験したことがありますが、正直くらくらする程の大人数ではなかったんですね。
ただ、今回は1年生から6年生までが一堂に集結する大掛かりなもの。当日は多くの子どもでごった返していました。
入口では不安そうで顔色がよろしくない息子でしたが、ラッキーなことに2年生の教室の目の前が待合室となっており、試験開始まで扉が解放されていたため振り向けば私と目が合う!という状況でした。
そのため開始ギリギリまで見つめあい、休憩中も見つめあうことでなんとか乗り切れました(休憩中トイレに行くべし!のジェスチャーもできたので良かったです)。会場選びって大事だなーと思った出来事でした。
試験後の様子
試験さえ始まってしまえば周りは気にならなかったようで、集中できた模様。
「がんばったよー」と言いつつ出てきた息子を迎え、会場から少し場所を離れて軽く問題をパラッとしたした瞬間に母は固まりました。
問題用紙が真っ白。国語の選択問題の丸もしてなければ、算数の計算をした痕跡すらない。(算数はさすがに後半少しだけ痕跡がありましたが解けたかどうかは謎。)
ちょ、これ、解いたよね????
思わず声に出た。「当たり前やん~」とへらっと言っていましたが信頼度は低かったです(酷い)
ちゃんと言わなきゃ試験問題に書き込みをしてこないということを学んだのでした。
小2の出題傾向

自己採点ができないと確定したので、わからなかった問題だけを帰宅後に聞くことに。
すると算数は全部わかったけど最後の2問だけ時間が足りなくてできなかった。だから見直しもちゃんとはしてない。国語は7分余ったし見直しもしたけど点数は取れてないと思う!とのことでした。あの、国語のハードルの下げ具合が半端ないんですけど・・・
ここからは私が見た感じの印象をお伝えしますね。
算数
配点はすべて5点(150点満点)
大問1:計算問題です。6+8から始まり、最後は2+5+8+11+14+17+20+23まで。
両端同士を足していくと25の塊が4つできるので100になるのですが、長男はしっかり一つ一つを足してました。こうゆうとこ!
大問2:簡単な文章題から時計の読み、水のかさ(mLやdL)、図形の大きさ比べまで。
大問3:イラストを描いた折り紙をハサミで切りました。この中から使わない模様を選びなさいというもの。
大問4:やや難易度高めな文章題が5問。お金の計算が半分を占めていました。その中でもよく出題されているのがこちら。(今回の正答率7.4%)
まさはるくんのお財布の中に、50円玉が2枚、10円玉が3枚、5円玉が5枚、1円玉が2枚入っています。
①まさはるくんのお財布の中には全部で何円入っていますか。
②まさはるくんはお財布を持って買い物に行き、81円のお菓子を買いました。この時、おつりなしでぴったり払うことができ、お菓子を買った後にお財布に残っているお金は全部で6枚になりました。お菓子を買った後に財布の中に残っている50円玉、10円玉、5円玉、1円玉それぞれ何枚ですか。
①ができてないと②ができない。しかも②は完答問題という。模試っぽいなあー懐かしいなあーと思いました。
大問5:最後の文章題なので難易度高め。4色のはこにチョコが入っており、条件をもとに数を推測するもの。もうね、問題を読むだけで一苦労です。
大問6:壁に積まれた積み木(今回はサイコロ)問題。見開き2ページを使って出題されていました。
大問7:ちょっと言語化できないので問題の一部分をご確認ください。条件に従って数字を記入していくものですね。長男はこの問題はすぐわかったのに時間が足りなくて解けず悔しかったそうです。

国語
配点はバラバラの為記載しませんが、だいたい1問5点(150点満点)
大問1:漢字と漢字を線でつなぎ熟語を完成させ、読み仮名を回答するもの。
大問2:接続語問題。
例)デパート□迷子になってしまいました。の□に入るひらがな一文字を答えます。
大問3:読みが同じで意味が違う言葉を問う問題。長男は下記を間違えていました。
例)作戦を□、ふとんで□。□に入る言葉を選択します。正解はねる。(うちの子はくるむを選択。ちょっと笑った。)
大問4:言葉の仲間を選ぶ問題。特に躓くポイントなし。
例)姉・いとこ・祖母・叔父・□ →選択肢から父を選べば正解
大問5:読解問題。「つくしちゃんとおねえちゃん」より。
問題用紙を上下半分に区切り、上半分6ページにわたり問題文が掲載されていました。小2には長いなあーというのが正直な感想。問題自体は易しかったです。
大問6:文を並び替えて作文を完成させる問題。文章を読み慣れていないと時間がかかるかもしれませんが、慎重にすれば問題なし。
長男の結果
さて、ここからは長男の結果です。載せてどうなるんだろ?と思うけど、皆が知りたいのはきっとこれだよね!(正直w)
今回は事前にネットで拾った過去問を1問だけ解きましたが、それ以外は対策なしです。一応末尾だけ伏せておきますね。

一見点数だけ見ると良さげなんですが、間違えている問題が重要でして。国語なんか特にそうなんですが、「こんな正答率高い問題ミスったん?」というものばかりでした。
診断レポートも初対面にもかかわらずよくうちの息子のことご存知ですね・・といった鋭い指摘で溢れており、大変参考になりました。
今回のテストでの収穫は外部からも「物語文苦手じゃん!」というお墨付きをもらったことですね。四谷さんありがとうございます、冬休みの対策を今から考えようと思います・・
算数に関してはたぶん問題の相性が良かっただけです。問題がハイレベっぽかったというか。
実際、その翌週に受験した易しめと言われる馬淵の模試では点数8割ほどに留まりました。小2といえど幅広い取り組みが必要だなあーと思った次第です。
まとめ
初めての模試体験、私としては名前を書けた・休憩中にトイレに行けた・人混みでも頑張ったがクリアできただけで満足です。
ちなみに順位を伝えるかどうかはまだ考え中(※下部追記アリ)。中学受験をする訳ではないので、息子のライバルは息子でしかないため言う必要ないかなーと思っていて。あとこんな変動的なものに低学年のうちから一喜一憂するのって時間の無駄ですよね。
とはいえ過去問の傾向等、需要あるコンテンツだとは思うのでブログのほうでは今後も報告していけたらと思います。
受験された皆さん、お疲れさまでした!
↓我が家が使用するメイン教材。Z会様様でございます。

※追記※その後主人に「順位教えてあげたらよくね?」と言われたため、診断レポートを渡して伝えてみたところ、「ふーん・・」という反応でした。無関心!!!!!!